現役言語聴覚士の備忘録

言語聴覚士になる前、学生時代、現役の今のつぶやき。

養成校通学の一人暮らしの家選び

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養成校に通うのに、一人暮らしをされる方も、

いらっしゃるかな?と思います。

私も、そんな一人、でした。

 

私自身は、養成校合格後、家を探しに行き、

ほぼひとめぼれで決めてしまって、

その家がなかなか快適だったので、

困らなかったのですが。

実際の養成校仲間に聞いた話も交えて。

 

 

①学校までの距離

学校に近い方が圧倒的に楽

・電車に乗るより、徒歩or自転車がいい

 ただし、雨の場合を考えておいたほうがいい

・でも近すぎると、皆のたまり場になる可能性もある

 

②食事に困らない

・スーパーやコンビニが近くになるの大事

・料理をする人でも、料理できないこともあるから、

 総菜やお弁当が帰る場所、ちょっと食べに行ける場所があると、

 とってもよかった

 

③治安

・学校にもよりますが、

 夜遅くまでグループで集まって勉強などしていると、

 帰宅がかなり深夜になったりするので。

・私は夜行電車で帰省とかもしていたので、

 夜道を歩く、早朝を歩くこともあり、

 後から、もっと気にした方がよかったかな?と反省したところです

 

④大型書店に行ける

・養成校に入って、専門的な本を手に取って探したいときに、

 大型書店が行ける範囲にあるのがよかった!

・今はインターネットがあるし、通販できますが、

 手に取れるって大事だなっと思うので

 

・私の通った養成校は、大型書店が一駅隣にあったので、

 皆が通って、本が根こそぎなくなるとかありました(笑)

 

 

ちなみに、私は「学生マンション」に住んでいました。

学生の時しか住めないので、養成校卒業したら出ないといけないわけですが、

就職は、地元の地域に戻る可能性もあったし、

養成校の近くで就職するにも、就職先に近いところにしようと思っていたので、

就職時に引っ越すだろうと思い、「学生マンション」でもいいかな、と。

 

学生マンション、ロックが厳重だったり、宅配ロッカーがあったり、

意外に手厚いんですよ~!

 

10代も多く、騒音とかベランダでの喫煙とか、いろいろありましたが。

学生マンションだからか、管理会社も注意はしっかりしてくれていたので、

基本、快適に過ごせました。

 

 

住めば都、とはいいますが。

快適に過ごせる一人暮らしの家に会えますように!

養成校見学で意識したこと

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言語聴覚士の養成校を受けると決めたのち、

私はインターネットで情報収集をしつつ、

いくつかの養成校を見学に行きました。

 

その当時、私は四年制大学卒業後に働いていたので、

大卒2年課程と考えていましたが、

どの学校も実家から通うには、

ちょっと厳しいかな?という距離だったので、

同じ地域だけではなく、離れたところも視野にいれていました。

 

 

で、その養成校の見学に行ったとき、私が意識したのは、

「実際に教えてくださる先生と、

 実際に通っている先輩を見る」こと、でした。

 

 

 

まずは、先生。

説明会にでてくるような先生方は、

きっと、養成校でも、メインにかかわってくださる先生だと思われます。

自分がこれからみっちりかかわることになると思うから、

自分との相性というか、そんなことを感じるようにしてみていました。

 

何か気になることがあるのに、

そこは目をつむってしまったら、

養成校に入ってから2年間、

気になることをずーっと気にしないといけなくなる…と思ったから。

 

コロナ禍では、オンラインでの説明会とかになるかもしれませんが、

先生との相性というか、そういったところは、

感じ取れるのかな?と思います。

 

 

 

そして、先輩。

説明会の場に出てくるような先輩です。

きっと、学生の中でも、

そういった場にでてくるのが苦手ではない方が担当しているだろうし、

学校側もこの方なら大丈夫という方を出してくるだろうし、

当たり障りのないことしか、言わない・聞けないかもしれない。

 

でも、その場にきた先輩の表情とか、複数の先輩ならクラスの雰囲気とか、

「ことばで聞く」だけではわからない雰囲気を、

しっかり見てこよう、感じてこよう、と思ったんですね。

 

 

実際、私が第一志望で受験し、後に通うことになった学校は、

見学時の先輩たちの雰囲気が、抜群によかったんです。

すっごく楽しそうで、仲がよさそうで、先生たちとの関係もよい感じで。

 

実際に入学してから、その印象はほぼ変わりませんでしたし、

私自身も、説明会に自主的にお手伝いで参加したりもしましたが、

嫌々ではなく、自主的に参加したくなる雰囲気がありました。

 

 

学費のこととか、

国家試験の合格率とか、

就職率とか、

実習のこととか、

色んなことが気になるとは思うのですが、

「先生と先輩を見てくる」というのも、

資料やネットの情報ではわからない、

説明会でしかみられないものでもなるので、

おすすめです。

 

 

 

 

社会人から大卒2年課程を選択した養成校の受験で苦労したこと

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私が言語聴覚士の養成校を受験したのは社会人になってから。

大学を卒業していたので、大卒2年課程の養成校を選択したのですが、

その受験の時に苦労したことは2つ。

 

 

1つは、英語!

英語が大に苦手で、

大学時代の第一外国語を英語でなくしていたので、

英語から離れて片手以上…(笑)

基礎のところから勉強をし直すに一苦労でした。

正直、本番もできた感触はなくて。

養成校によく受かったな…と思ったほどです(笑)

 

もう1つは、受験そのもの!

社会人として働いていましたが、

学校を受験することは誰にもいっていなかったので、

繁忙時期に受験に行くのを、

どう説明しようか…と悩んだりもしました。

最終的には「予定がある」であっさりお休みが取れたんですが。

 

 

受験する学校によって受験内容は違うと思いますし、

社会人入試を行っているところもあると思うので、

それも選択肢になると思いますが。

私の場合に苦労…というか、ちょっと大変だったなと思ったことです。

 

でも、現役の言語聴覚士としては、

すべての経験が役になっているので、

社会人を経験して、言語聴覚士になって、

良かったなと思ってます。

私が養成校を決めた「決め手」

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私が養成校入学を決めた「決め手」。

それは、「一人暮らしで通っても大丈夫」と言ってもらったこと。

 

え?当たり前じゃないの?って言われそうなんですが。

私、自分の住まう地域以外も含めて、複数の養成校を見学に行って、

実家とか下宿からではなく、一人暮らしで、大丈夫!っと、

どんっと言ってもらえたの、多分、私が受験した養成校だけだったんです。

 

正直、養成校の見学に行くたびに、

「一人暮らしじゃ無理って、どんだけ大変なの…!」って、

勉強の過程の大変そうさに、震えていた記憶があります。

 

私の見学にいっていない養成校さんでは、言っていたかもしれませんが、

私が候補にして見学しに行ったところでは、なかったんですね……。

そして、私が受験した時期の問題かもしれませんが……。

 

実際に入学したところも、それなりに厳しかったけれど。

でも、確かに一人暮らしでも国試合格して、就職もできたから、

「一人暮らしで通っても大丈夫」でした。

 

 

 

あと、実習先の確保されているところ!と思っていました。

噂で「自分で探さないといけない」という学校があると、

聞いたりしていた時期だったので、ちゃんと実習先を持っている所を、と。

時期がばれそうですが(笑)

きっと、今は、そんなことないんだろうなぁ…。

 

 

あとは、あんまり気にしていなかった。

国家試験の合格率とか就職率とか、

そこは自分の努力次第と思っていたし、

校舎の綺麗さとかは、別に気にならなかったし。

あぁ、でも、経験豊かな先生がいればいいなって思ったのはありましたが、

まだ勉強もしていない私が、

経験豊かじゃないって思うような先生ばかりの学校なんて、

なかったので(笑)

 

やはり一番の決め手は「一人暮らしで通っても大丈夫」の後押しだった、

と、書き残しておきます。

 

 

国家試験の受験後、就職までの過ごし方。

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2020年度の言語聴覚士の国家試験、

受験をされた皆様、お疲れさまでした。

 

自分の時は、受験後、

何していたかなと振り返ってみたら。

 

・受験が終わったその足で友だちとカラオケ&ご飯

・日曜日はネットにあがってくる模範解答に

 どきどきしながら、勝手に自己採点して落ち込む(笑)

・週明け、学校にて、配布された模範解答で自己採点

 どうにか合格範囲でほっとする

・それ以後、卒業式以外に授業がないので、

 就職先に早々に引っ越し

 (国試後、1週間たたず引っ越したので、

  引っ越し準備が大変だった・笑)

・家族旅行へ

 (引っ越し後、2日おかずに長期旅行へ。

  これまた旅行準備が大変だった・笑)

・卒業式の日だけ、学校へ

・新しい家で片づけ&つかの間ののんびり

(育った地元近くに帰ってきた形になったので、

 とにかく人に会いに行く!)

・就職

 

就職前に見直しとか勉強もしてなかったな、と。

でも、それでいい気がします。

 

 

仕事が始まれば、

勉強することはたくさんあります。

特に女性は、

その後に結婚・出産などがあると、

余計に会いにくくなります。

(自分が独身でも、相手が独身でも、

 どちらかのライフステージが変わると、

 会いにくくなる印象)

 

だから、会えるうちに会いに行く。

 

実際に、私は、長期なお休みって、

その後、転職の時の、仕事と仕事の間ぐらいで。

でも、転職に際しての引っ越しもあったから、

なかなか時間が取れなかったりもしたので。

 

あ、あと、出産前の出産前の休暇ぐらいかな。

この時は、ちょっとお出かけできなくて、

会いに行くなんてできなかったから。

 

 

 

振り返れば、

人に会う、

 

そんな春休みもいいものでした。

 

 

<言語聴覚士全般>言語聴覚士を知って「なる」と決めたのは…?

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「食べることのリハビリをする仕事があるの?何それ!楽しそう!!」

それが私が、言語聴覚士(以下ST)を知ったきっかけ。

 

理学療法士作業療法士は知っていたけれど、

STは知らなかったから、そこから、

本屋さんで紹介されている本を購入して熟読。
養成校をネットで調べ、これまた熟読。
 
なんか、すっごく気になる。
学びも深いし、誰かに寄り添えるし。
これが一生の仕事にできたら、いいな。
  
そんな思いがつのって、養成校受験を決意していました。
  


  
摂食嚥下障害の方を見たくて、ST になりたい、というのは、
当時はごく少数だったようで、
養成校の面接でも、就職の面接でも、
珍しい、といわれました。
 
これまで働いてきた職域が、回復期の病院メインのため
構音障害、失語含めた高次脳機能障害認知症、など、
摂食嚥下分野以外も、見てきましたし、勉強もしてきましたし、

その中で、難しさと面白さを感じ、
今もまだまだ学びと実践の繰り返し。
  
でも、そんな中でも、嚥下は、特に、力が入る、
私にとっては、源なところだなと思っています。

 

 

<備忘録>今日から、はじめる。

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今日から、はじめてみる。

2021年の、言語聴覚士の国家試験日、だから…という何となくの理由で。

 

【 現役の言語聴覚士の備忘録】

 

養成校に入る前も、

養成校に入ったあとも、

国家試験に合格したあとも、

新人を卒業したぐらいになっても、

 

聞いてみたいな、と思った、

現役の養成校にいる人の声。

現役の現場にいる人の声。

 

 

深い話が聞きたかったというより、

さらりと聞いてみたかった話が色々ある。

 

 

養成校時代の話は、過去のことになるけれど、

現場には今も立っている。

 

かといって……

私なんかが書いてもな、と思った。

でも、だからこそ、

私だから、書けることもあるかな?と、

ちょっと逆転の発想で。

 

今だから、

書けることを、

書ける範囲で、

書けるときに、

つぶやかせていただきます。

 

 

どこかの、誰かの、ヒントになれば、

未来の自分のヒントになれば、

嬉しいな、と思いながら。