現役言語聴覚士の備忘録

言語聴覚士になる前、学生時代、現役の今のつぶやき。

グループでの学習も自分事で取り組んで!

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言語聴覚士の養成校の授業の中に、

グループでの学習をするところもあるかと思います。

私が通ったところは、グループで、

模擬の患者様の評価や訓練まで考えてレポートにする、

という授業がありました。

 

グループでやると、

どうしてもグループ内の個人の知識や思考力の差がでてきます。

私は、どちらかというと、劣等生。

私より、出来る方のほうが多かったから、

私がその時、考えることもしったけれど、

それより、時間管理とか、レポート作成の進行とか、

そういった、サポート業のほうに精を出していたなと、

今振り返ると思います。

そして、今は、それを猛反省。

 

評価や訓練を考える、という機会があるなら、

もう徹底的に向き合っておいた方がいい!!

 

だって、これから、実習で、そして何より現場で、

「私自身」が向き合うことになることだから。

 

 

 

学校にいると、目の前の課題を乗り越えることに必死で、

なかなか先のことまで考え及びませんが、

先を考えたら、グループ学習であっても、

こなす、ことではなく、自分が体験する、向き合う、をぜひ大事に!

私のようにサポート業より、評価や思考のほうで積極的に参加すべし!

 

 

当たり前、のことかもしれません。

でも、実際に、締め切りのある作業をしていると、

出来る人に投げてしまったほうが楽な時もあるから、

考えなくなってしまうというところもあるので。

意識して、ぜひ。

 

グループでの学習も自分事で取り組んでみてくださいね。

 

 

レポート課題は全集中!食らいつけ!のススメ

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言語聴覚士の養成校に通うと、

決して避けて通れないのは、現場の実習。

そして、その現場の実習の時に、必須なのが「レポート」!

 

このレポートを書く力、

就職後も必須なところもありますし、

(新人にレポートを書かせるところもある…私はそうでした)

実習時には、睡眠時間にも影響を与える大事なものになります(笑)

実習の時は、レポートが書きあがらないと、眠れないので。

 

 

大卒2年課程の養成校に通う方ならば、

大学時代にレポートや卒論の経験がある方も多いと思うのですが。

専門分野のレポートになるので、慣れはきっと必要。

 

もし、養成校の授業で、レポートを書く機会があるなら、全力で!

「どうせ、実習でやるから」なんて思っていると、痛い目に合う…!

学内授業時から食らいつけ!って思います。

 

 

 

ちなみに、このレポートの指導、学校によってかなり差があります。

私が学生時代に実習を受けた先の先生にも学校差があると言われましたし、

私自身が現場の言語聴覚士になってから、

新人さんのレポートや学生さんのレポートを見ていても思います。

 

 

個人個人にレポートの書き方の指導&書く経験をさせる学校と、

そういった始動&経験がまったくといっていいほどない学校がある…。

 

私が通った養成校は、前者だったのですが、

それでももっとレポート意識して書けばよかったと反省しました…。

 

もしかしたら、今は後者のような学校はなくなっているかもしれませんが、

どんなに学校であっても、機会があったら、そこは全力で、ぜひ。

 

 

また後日に書きますが。

グループで、模擬の患者様の評価をする場合なども、

「自分が」の主体性もってないと、最終的に個人になったときに苦労します!

(実体験をもって断言!・笑)

 

検査の実習は積極的に取り組むことのススメ

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言語聴覚士の養成校の授業は、

机上の知識の勉強だけではなく、

検査の実習があります。

 

1つ1つ検査の説明や方法を聞く授業もあるかもしれませんが、

実際にやってみる授業がない学校はないと思うんです。

標準失語症検査(SLTA)とか。

 

この検査の実習。

試験もあるところもあると思うんですが。

 

 

とにかく学生時代に積極的にやっておくほうがいい…!

 

 

私は学校の検査実習の、特に、SLTAの試験が厳しくて。

文言を覚えちゃうぐらいに練習をしました。

それでも、現場の実習に出た時に、

実際に患者様の前でやるときには、

緊張して、ぽーんと全部飛んでた…!

 

そして、私はありがたいことに、実習先の先生方が、

「検査は経験だから、たくさん、とってみて」と、

実習時に、患者様に対して行ったことが一度もない検査は、

必要な患者様がいらっしゃるたんびに、

行わせていただく機会をもらったので、

実際に現場に出てから、とても役立った、というのもあります。

 

 

でも、実際に、実習中に患者様に取らせていただけるとは限らない。

そして、現場に出たら、検査の練習なんてしている暇はない。

それどころか、現場に出たら、検査の練習相手がいるかもわからない!

(それなりに同期の多いところなら頼みやすいで鵜が、

 忙しそうにしている先輩とかに頼むのは、勇気がいります…)

 

 

だから。

学生のうちに、検査に関して、練習する機会があるなら、

とことん練習しておくとよいかと思います!

 

それでも、実際に患者様に対して、検査するのとは違います。

そこも抑えて上で、練習してきた、という自信が、

きっと、実習や現場でも役立つと思うから。

 

 

養成校時代に専門書を買うときに意識したこと。

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言語聴覚士の養成校に通うと、

学校指定のテキストを購入したり、

あるいは学校からプリントが配布されたり、

…で授業が進むと思われます。

 

でも、それだけじゃ足りない気がして、

参考になる専門書が欲しいな!となると思うんですが。

 

この時、参考書を買うなら、

参考書をかうときは、手に取ってみるのが一番!

というところは、押しておきたい!!!

 

 

お住いの地域によっては、

言語聴覚士の専門書が置いているお店なんてない…

という場合もあるかもしれません。

 

でも、ネット通販で購入してみたら、

思ってたんと違う!とか、

自分には見にくかった!とか、

結構ある、と思うんですね。

 

決して安くない専門書。

だからこそ、手に取って帰るなら、手に取れる場所で。

 

 

ちなみに、地域によっては、図書館に置いてあるところもあります。

取り寄せて読んでみて、それから購入するもありかな。

 

 

さらに、私が参考にしていたのは、

少し先行く一学年上の先輩クラスの同級生の中でも出来る友人の、

「専門書選びを参考にする」こと。

 

先輩たちは経験の上で、使えた専門書を知っているし、

出来る友人たちの専門書選びは一味違っていた…!

(よく見つけてきたなーみたいな本を知っていたりして)

 

 

これが養成校を卒業して、働き始めると、

また視点が変わってくると思うので、

養成校時代に購入するなら、の視点でした。

 

 

個人的には、働き始めてから、

必要な分野のモノを買ってもいいと思っています。

でもやっぱり養成校時代にも不安があって、

買いたくなるんですけれど、ね(笑)

 

 

養成校のイベント事(飲み会等)は「無駄」なのか?「有意義」なのか?

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大卒2年課程の養成校に通っている中で行われた飲み会等のイベント。

細かく覚えていないのですが、色々あったなぁと思います。

 

新入生歓迎会

・2年生の実習壮行会

・2年生の実習のお疲れ様会

・2年生の国家試験のお疲れ様会

・特別講師が来ると、先生との親睦会(人数限定で食事に行く)

・自分たちの学年だけでの飲み会(学期ごととかにやっていた)

 

このコロナ禍では難しいかもしれませんが、

よく食べてよく飲んでよくしゃべっていた記憶があります(笑)

 

居酒屋等を使っていた記憶がはじめはありますが、

自分たちの学年が主体になってからは、

特別講師の先生との親睦会以外は、

学校の教室で、いろいろテイクアウトしてきて、

飲み会していました。

 

その方が安上がりだし、色々食べられるし、と。

その地元の食べ物のお店を複数テイクアウトして食べ比べとか。

 

部屋で炊き込みご飯を炊飯して、コード焦がしたり。

色々新しい試みをして事件を勃発させて学年でもありました(笑)

 

 

で、このイベント事。

「勉強しにいっているのに無駄では?」という方も、

いらっしゃるかもしれません。

 

私は、参加してよかったなーと思ってます。

 

学年の仲が深まり、色々話もしやすいし、

先輩たちに直接話が出来るのは勉強になるし、

後輩たちと話すと逆に質問に答えることで勉強になるし、

質問に答える自分に成長を感じたりできるし、

残ったご飯や飲み物はいただけるし(笑)

 

 

学校によっていろいろとあると思いますが、

そんな時間の勉強になる♪と思えば、

有意義に過ごせると思います。

 

全部まるっと自分のものに!

 

ノートの作り直しはオススメしない

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ノートって見やすくて、後で見直しやすい、そういうのがいいなって。

そう思われる方も多いと思うんですが。

 

私、個人的に、言語聴覚士の養成校でのノート、

ぐちゃぐちゃだからって、作り直しするのに力をいれるのは、

あんまり、オススメはしないです。

 

授業のノートの作り直しは、無駄、ぐらいに思っているので。

私は、やらないです。

 

 

 

基礎の授業は大事。

もちろん、見直すことがゼロじゃない。

国家試験だってあるし。

 

それでも、いらない。

なぜなら、授業のノートって、ほぼ見直さない!から。

 

 

 

ノートをまとめておけば、国家試験対策になるんじゃないか?

 

そう思われるかもしれませんが、

国家試験の時には、私は国家試験対策のノートを別に作りました。

国家試験に特化していて、

国家試験に出た所とその周辺を、教科ごとにまとめていったもの。

 

そこには、

学校の国家試験対策のテスト、国家試験対策の授業などで出たことも、

徹底的に盛り込みました。

 

でも、これ、通常の授業のノートでは代用が難しかったんです。

だって通常の授業って、

その授業当時にまだわかっていなかったことも詳細に説明されているから、

国家試験の前段階とかの情報も多いから。

 

 

 

国家試験で使わなくても、臨床現場にでてから使いのでは?

 

 

これも、私はNOでした。

基礎の授業のノートより、

具体的なリハビリの内容を授業でやった時のほうが見直すし、

そういう授業って板書より、プリント配布&書き込みが多かったから。

 

まとめて的なノートがあれば…と思うなら、

国家試験用に後にノート作りしたノートで、

いわゆる「まとめ」的なものは十分!

 

そもそも、ノートを見直すことが万が一にあったとしても、

さらっと見直す程度です。

 別に綺麗じゃなくてもいい!と思います。

 

 

 

 

ノートを綺麗に書き直す、作り直す、ぐらいなら、

他に出来ることやったほうがいい、と思っています。

 

聞きなれない名称。

身体、特に脳の解剖。

そして、何より、新しい生活リズムに慣れること。

 

 

更に余裕があるなら、本を読む!をするかなぁ…。

 

 

怒涛の養成校時代、有効活用できたら一番!

そう思うから。

私がもし今から養成校の学生に戻るなら、ノート作りはしない!です。

 

 

予習より「覚える」復習が入学初期のオススメ

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大卒2年課程の言語聴覚士養成校に入学した当初、

私はかなり、バタバタと過ごしていました。

 

何しろ、月曜日~土曜日まで授業がみっちりあって、

しかも、当時、私ははじめての土地で、はじめての一人暮らし。

 

日々のことをこなすだけでも、かなり、アップアップ!

 

 

だから、というのはいいわけですが。

予習する余裕なってまったくなかった!

小さな声で言えば、復習すら追い付いていた自信はない(笑)

試験をこなすのでいっぱいいっぱいだった…。

 

 

気合をいれて、予習をして~という方がいるかもしれませんし、

学校から予習の指示が出ているところもあるかもしれません。

そして、予習できる余裕があるなら、いいなーとは思うんです。

 

でも、私には、今から当時に戻っても、予習は無理!と思う(笑)

 

 

その変わり、今、戻れるなら、

復習は徹底的にやる!と思います。

 

ノートを作り直すとかじゃなく。

覚えられることは、その場で覚える、

わからないな、という部分を残さない、

という意味で、徹底して復習。

 

 

あ、私、授業の復習のノートの作り直しは、無駄、ともっているので。

やらないです。

 

何故なら、授業のノートって、ほぼ見直さない!

どちらかといえば、基礎の授業のノートより、

具体的なリハビリの内容を授業でやった時のほうが見直すし、

そういう授業って板書より、プリント配布&書き込みが多かったから。

 

そして、国家試験用に、後にノート作り直したんですが、

それがあれば、いわゆる「まとめ」的なものは十分!

 

 

でも、後々、特に国家試験で必須になる「覚える」という復習は、

最初のうちからいくらでもできるから、やる!と。

 

 

これも学校によって方針が違うかもしれませんが、

「覚える」量がそれなりに多いので、

予習より「覚える」復習が、入学初期にはオススメです。