現役言語聴覚士の備忘録

言語聴覚士になる前、学生時代、現役の今のつぶやき。

検査の実習は積極的に取り組むことのススメ

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言語聴覚士の養成校の授業は、

机上の知識の勉強だけではなく、

検査の実習があります。

 

1つ1つ検査の説明や方法を聞く授業もあるかもしれませんが、

実際にやってみる授業がない学校はないと思うんです。

標準失語症検査(SLTA)とか。

 

この検査の実習。

試験もあるところもあると思うんですが。

 

 

とにかく学生時代に積極的にやっておくほうがいい…!

 

 

私は学校の検査実習の、特に、SLTAの試験が厳しくて。

文言を覚えちゃうぐらいに練習をしました。

それでも、現場の実習に出た時に、

実際に患者様の前でやるときには、

緊張して、ぽーんと全部飛んでた…!

 

そして、私はありがたいことに、実習先の先生方が、

「検査は経験だから、たくさん、とってみて」と、

実習時に、患者様に対して行ったことが一度もない検査は、

必要な患者様がいらっしゃるたんびに、

行わせていただく機会をもらったので、

実際に現場に出てから、とても役立った、というのもあります。

 

 

でも、実際に、実習中に患者様に取らせていただけるとは限らない。

そして、現場に出たら、検査の練習なんてしている暇はない。

それどころか、現場に出たら、検査の練習相手がいるかもわからない!

(それなりに同期の多いところなら頼みやすいで鵜が、

 忙しそうにしている先輩とかに頼むのは、勇気がいります…)

 

 

だから。

学生のうちに、検査に関して、練習する機会があるなら、

とことん練習しておくとよいかと思います!

 

それでも、実際に患者様に対して、検査するのとは違います。

そこも抑えて上で、練習してきた、という自信が、

きっと、実習や現場でも役立つと思うから。